靴ひもが結べない

この記事を読んでる皆さんは当たり前のように靴紐を結べると思いますが、自分は高校生ぐらいまで靴ひもを結べませんでした。

正確に言うと「正しい結び方」が出来なくて、靴紐が解けるたびに毎回母親に結んでもらっていました。これって発達障害だとよくあることらしいです。

あと新聞紙や本を束ねて捨てるとき十字にして1本の紐で縛るのも苦手です。

デイケアでパズルや組み立てるものを作るときは、時間はかかっても出来るんですが、紐結びだけは駄目ですね。

今ではさすがに靴紐は結べますが、100回ぐらい練習して覚えました。普通の人なら1~2回やれば簡単に出来るようになるでしょう。

以前仕事で紐十字にする作業を任されたんですが、いつまで経っても上手く出来なくてクネクネしてたら見かねた社員が「あ、大丈夫。俺がやるから」と言って一瞬で完成させました。

こういう状況になったとき「自分は普通の人とは違うんだ」と強い劣等感を感じて死にたくなったりすることがありました。

ちなみにこれは過去の話で、今ではそういったことはネガティブに捉えてません。暗い話をしてるつもりは全くないです。要は皆が出来ることが自分には出来ないと悲観的になってたんですよね。

今は自分軸の考え方が出来るようになったので、悩んだりすることはなくなりました。誰でも苦手なものは一つや二つあると思いますが、仮にそれが出来ないからと言って死ぬわけじゃあないので楽観的に考えてます。