会食恐怖症

今は他人と食事することが出来るようになったけど、以前の自分は会食恐怖症だったという話を今回はしていきます。ちなみに苦手なのは変わらず完全に克服したわけではありません。

遡ると小学生の頃、給食の時間になると憂鬱な気分になっていた記憶があります。過去の記事でも書きましたが幼稚園から中学を卒業するまで場面緘黙でした。

そのせいで給食が食べられなくて昼休みになっても自分一人だけポツンと残って食べていました。今は給食を残してもよくなったみたいですが、自分が子供の頃は残すのが許されなかった時代だから本当に辛かったです。

なので自分が会食恐怖症になったきっかけはここから始まったのかも知れません。

大人になってからも会社の飲み会や食事会が苦手で出来るだけ避けてきました。特に大人数だとそれだけでストレスになるし、その場から逃げ出したい気持ちになります。

本当は楽しく会話しながら食事を楽しみたいのに、それが出来ないもどかしさがあって仲のいい友人が出来て食事に誘われても素直に喜べなかったです。

30を過ぎてメンタルの病気を調べるようになってからようやく会食恐怖症という言葉にたどり着きました。社交不安や場面緘黙のことを知ったのもその辺りだったと思います。

結局そこから心療内科に行くまで何年もかかりましたが、過去の自分と同じように会食恐怖で悩んでる人がたくさんいるんだと知って少し気が楽になりました。

出来ればもっと早く知りたかったけど、こういうのって自分にとって必要な時期が来たから知ることが出来たのかなと都合よく解釈してます。仮に若い頃に気付いたとしても受け入れられなかったかも。