水際作戦

少し前に生活保護を受ける条件について記事を書いたんですが、実際に自分が相談に行った時の体験談も参考になるかも知れないので残しておこうと思います。

実は生活保護の相談(申請)に行って通ったのは二度目で、一度目は却下されてます。それで何で最初は駄目だったのかということを説明します。

タイトルには水際作戦とありますが、実際にはそうではなくて単純に生活保護を受ける条件に満たしていなかっただけです。その時はまだ知識が浅かったので勝手に「水際作戦された」と思い込んでいたのです。

まず最初に福祉課の窓口で生活保護を考えているということで、生活状況などを軽く説明したあと奥に通されました。その時に対応したのが70代の女性職員でした。

一通り話した後に言われたのが「今の状況じゃあ申請しても通らない」とのこと。

その原因ですが、現在仕事をしているということと、あと2か月ほど生活出来るぐらいの貯金があるというとこが引っかかったみたいです。今月末で仕事が切れることが確定していると言っても駄目でした。

最終的には「まだ若いんだから頑張りなさい!」と言われハロワの求人紹介の冊子を渡され帰されました。それが一度目の出来事です。

話しの途中で結構きつい口調で言われたり、周りに聞こえるような大きな声で説教されたりしてメンタルを病んだ自分はその後、心療内科に通うようになりました。

それまでやっていた派遣の契約も終わり無職になりました。貯金も残り少なくなったので再び生活保護の申請をするため福祉課へ向かいました。

2回目の相談に行くまでの間は生活保護について詳しく知るために、YouTubeで関連の動画をずっと見ていました。その中で出会ったのがペンギンさんの動画でした。

ペンギンさんは大阪で生活保護を十数年受けているプロの生保受給者だったのです。ハゲで口が悪くアンチが多いペンギンさんですが、個人的にはすごく勉強になったし感謝しています。

それから2回目の申請時にはペンギンさんのアドバイスに従い、会話の内容を録音する用意をして万全の状態で挑みました。

しかし、出てきたのは若い男性の職員二人でした。

一度目の婆とは違い話はスムーズに進んであっさりと申請出来ました。

このように状況が変われば再度申請に行けば良いし、一度断られたからといって諦める必要はありません。参考になれば幸いです。