今回は自分が過去に体験した不思議な出来事を書こうと思います。
とある住宅街に小さな町工場があり、当時20代前半だった自分はそこの工場で2か月ほど働いていました。仕事内容は冷却装置の組み立て作業で、時給は1200円と当時としてはかなり高かった記憶があります。
期間は短いですが週5~6日フルタイムで働いてたので、月に20万(過去最高額)を稼いだ唯一の会社でもあります。ちなみに職場の人数は全員で15人ぐらいだったと思います。
人間関係はそれほど悪くはなく話せる人もいたのですが、仕事が結構難しくて毎回やることが変わったり、教えてくれる人もいなかったりして次第に会社に行くのが億劫になってきたのです。
そして2か月経った頃、会社に電話して退職することを伝えました。
その会社は口座振り込みではなく手渡しだったので、退職した後に事務所まで給料を取りに行ったのを覚えてます。何か言われるかなと思ったけど、事務の女性から給料袋を渡されて終わりました。
ここからが本題ですが、辞めて数か月後には次のところが決まって働くことになるのですが、1年ぐらい経った頃に例の工場を思い出して、仕事が休みの日に見に行くことになりました。
例の工場がある最寄りの駅で友人と会う機会があったので、ついでに見に行こうと思ったのがきっかけです。ちなみにその友人とはもう関りはありません。
駅からは歩いて10分程度のところにあって、友人と二人で当時働いていた工場に向かいました。そして目的地に着いたとき驚くべきものを目にしました。
それが何かというと…。
そこにあったはずの工場が消えていたのです。
呆然となって立ちすくんでいるのを友人は不思議そうに見つめていました。
それから周辺をいくら探しても工場は見当たらず、普通の民家が立ち並んでいるだけでした。
仮に倒産したとしても何かしらの形跡は残ってるはず。しかしそんなものは全くなく、まるで元々そんな会社は存在しなかったかのように見えました。
更に不思議なのがネットで会社名を調べても一切情報が出てこないことです。
今から20年近く前のことなので、情報が出てこないのはあり得ることかもしれません。だけど自分が調べたのは辞めてから1年後ぐらいの出来事です。
それから何年か経って、あれってもしかして「マンデラエフェクト」だったのでは?と思うようになりました。
皆さんはこういった不思議な体験をしたことはありますか?
ではまた