情報弱者

自分はいま生活保護を受けていて、ある程度の知識はありますが今の生活になる前までは福祉サービスについて知らないことが多かったです。

例えば自立支援制度とかもそうで、生活保護の相談に行ったときに初めて聞きました。心療内科に通院して知らない人もなかにはいるんじゃないかと思います。

あとは生活保護に関するもので、賃貸物件に住んでると大体2年に一度更新があって、家賃更新料、火災保険料、賃貸保証料で十数万かかります。

本来なら事前に役所に申告すれば費用を負担して貰えるんですが、知らないと自分で支払うことになります。これは必ず教えてもらえるとは限りません。

生保関連のサイトや動画を進んで見るような人はともかく、自分で情報を取りに行くのが苦手な人は損をすることもあるということです。

デイケアに通っている利用者で自分と同じ生保受給者(手帳の等級は同じ)がいるのですが、障がい者加算のことを聞いたら「貰ってない」と言っていました。

障がい者加算というのは手帳の等級や障害年金の有無によって保護費に加算されるもので、仮に精神福祉手帳2級だったら16000円ほどプラスになります。

これは手帳だけで加算される場合と、障害年金も受けてないと貰えなかったり地域によって変わるみたいです。この辺がちょっとややこしいですね。

情報弱者にならないためにも、分からないことがあったらすぐ調べるという癖を付けておいたほうが良いのかも知れません。