A型作業所に行って感じたこと

今から2年ほど前にA型作業所で約4か月間働いていたことがあって、今回はその時にあった出来事や感じたことを書こうと思います。

自分が通っていた事業所は主に内職作業がメインで、紙の枚数を数えたりラベル張りをしたり、その日によって内容は変わります。ただ作業自体はどれも簡単で、その場ですぐ覚えられるようなものばかりでした。

事業所が出来てから間もない頃だったので、入った初日はまだ利用者が5人ほどしかいませんでした。人数が増えてくると作業が早い人と遅い人が目立つようになり、遅い人は職員から「もっとスピード上げて!」と注意されていました。

だけど何度注意されても作業スピードは上がらず、終いには職員から「やる気がないなら帰っていいよ」と言われていました。

自分はそこの場所ではそれなりに仕事が出来ていたので、職員から言われることはなかったのですが、毎回同じ人が的にされていて気の毒だなと思いました。

そもそも注意されて早く出来るなら最初からやってるだろうし、どうしたら早く出来るのかを教えたり、別の作業をやってもらうなどの対処をしたほうが良いのでは?と首をかしげたくなることはありました。

障害枠の仕事だから何かしら配慮があると思う人もいるでしょうが、実際にはそんなものはなく、何かあったら職員は病院に行かせるか帰ってもらうだけです。なので一般職と何ら変わりません。

仕事中に私語厳禁だとか利用者同士で連絡先を交換してはいけないだとかルールがあるのは分かるんですが、ちょっと過剰な部分はあると感じましたね。むしろ一般のほうがその辺はもっとゆるい気がします。

何かトラブルになったとき(障害者は)色々と面倒だからという理由なのでしょう。

単純にお金を稼ぎたいならA型ではなく、障害者雇用で働いたほうが良いのかなと感じました。休まず出勤しても月に8万程度にしかならないし、実家暮らしか障害年金セットで働く人向けですね。

これからA型作業所に行こうか考えてる人は参考になれば幸いです。

 

ではまた